ママの居場所作り隊 様(大阪府)

【団体名】:ママの居場所作り隊 様(大阪府)
【活動分野】:保健・医療・福祉/社会教育/子どもの健全育成
【ご利用サービス】:NPO法人設立サポート/NPO団体運営サポート/助成金申請サポート
ご相談のきっかけ
もともとは、地域で孤独を感じているママとその子どもたちを対象に、週1回の交流会や居場所づくりを行っていました。
活動を続ける中で参加者が少しずつ増え、「もっと多くの人に届けるにはどうすればいいか」と悩むようになりました。
そんなときに、信頼できる方からNPO法人という仕組みを教えていただき、相談を重ねたことが、法人化を考えるきっかけになりました。
サポートの内容と進め方
まずはZoomで初回相談を行い、私たちの活動内容や想い、今後の方向性について丁寧にヒアリングしていただきました。
「なぜ法人化したいのか」「どんな団体にしたいか」など、漠然としていた考えを言葉にするプロセスから一緒に整理してもらえたのがありがたかったです。
その後は、LINEでのやり取りを中心に、定款や必要書類の作成を進めていきました。
わからないことがあればすぐに質問できて、返信もスムーズだったので安心感がありました。
申請や登記のスケジュール管理、必要な提出物のチェック、申請後の自治体対応までしっかりサポートしてもらえたので、私たちは“決めること”に集中できたのもよかったです。
実際に支援を受けてみて感じたこと
法人化に必要な手続きや書類の準備など、わからないことだらけでしたが、すべて丁寧にサポートしていただけたので、安心して進めることができました。
私たちの活動内容に合わせて、助成金や今後の制度活用の可能性なども提案していただき、「ここまで考えてもらえるんだ」と心強く感じたのを覚えています。
設立後も定期的にフォローがあり、活動を続ける中で出てきた悩みにも気軽に相談できる環境があるのはとてもありがたいです。
ただ、苦労した点もありました。
特に、自分たちの活動の目的やビジョンを言葉にするのが想像以上に難しく、最初は戸惑いました。
でも、定款づくりのヒアリングを通して、丁寧に言語化を手伝ってもらえたことで、少しずつ形になっていきました。
また、法人化の過程では「どうするかを自分たちで決める場面」も多くありましたが、そのたびに相談に乗っていただきながら、ひとつずつ前に進めることができました。
サポートを通じての変化や成果
法人格を得たことで、地域や関係機関からの信頼が増し、助成金や補助金にもチャレンジしやすくなりました。
ボランティア活動だったころと比べて、活動の継続性や広がり方に大きな違いを感じています。
これから同じことで悩む人へ一言
「私たちに法人化なんてできるのかな…?」と不安に感じている方こそ、まずは相談してみてください。
小さな活動でも、“形にする”ことで見える景色が変わります。
信頼される土台をつくることは、想いを広げていくための大きな一歩になると思います。